中国人式外国語学習法

中国の大学生がみんな英語を話せるという話を以前に書きました。一応英語を教えていた者として、これははっきり言って悔しい!中国人にはできて、日本人にはできない。どうしてなんでしょうか?


昔から言われていることには、
英語と中国語の文法が似ているから、というものがあります。
でもそれだけではない気がします。
上海に来て、自分なりに研究してみました。
まず、中国人は「話す」ことに対して積極的だというのが第一の理由です。
間違いをそんなに怖がりません。コミュニケーションがとれ、
意思が伝われば「話せる」ということなんです。
これならすごく強気になれると思いませんか?
日本人が話すことに自信が無くなるのは、「文法の間違をしてはいけない」
とか、「発音がだめなんじゃないか」とか考えてしまうからだと思います。
ひとつ面白い例があります。
英会話をするときに、気をつけるのが面倒なものに『時制』があります。
あの『現在・過去・未来』ってやつですね。Heで現在ならdoesとか
決まっているやつです。私もよく間違えるので、くやしくて大学の教授
(イギリス人)に聞いたことがあります。
私 「時制っていちいち頭の中で考えて、選んでるんですか?」
先生「あー、そんなもんは『慣れ』だよ」(←軽い調子で)
これを聞いたときは正直ムカつきました(笑)。
じゃあどうやったら慣れるってんだよ?!
と聞いてやりたかったです。
でも、考えたら日本語でもそうですよね。
「昨日・・・」ときたら「・・・だった」ですよね。
たしかに『慣れ』としか言いようがない。
でも、です。中国語では話が違うんです!
あの『時制』というもの、中国語ではなんと無いんです!
「じゃあ、どうやって過去のことをあらわすの?」と不安になりますか?
答えは簡単です。『昨日』や『3年前』をつければいいんです(笑)。
これは重大なことを意味します!!ちょっと極端ですが、
「Yesterdayと最初に言ってしまえば、言い間違えて現在形を使った
としても意味は通じる」ってことじゃないですか!
元英語教師としてあるまじき意見ですが(笑)、私の現在の解釈です。
理論的にも何かで読んだことがあります。人が外国語を身につけるとき、
いきなり完璧なものを身につけるのは不可能であり、不完全なものを
間違って使いながら習得していくと。
それなら、やっぱり中国人方式で間違いながら、コミュニケーションを
楽しみながら、上達していったほうがいいと思いませんか?
私も最近は開き直って変な中国語で毎日楽しんでいます。

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