中国語は、日本人にとって簡単な言葉

ひさびさのヒットですっ!!
面白い本に出会ってしまいました♪


『中国語らくらく講座』 葉千栄 著  日本実業出版社

中国語の学習書なんです。実は最初「らくらく」という言葉に
惹かれただけだったのですが、なんの、なんの。
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 現在の語学教育への問題提起!
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読めば読むほど、
「受験英語を教え続けていいのか?」
と考えながら教師をしていた私の心に
フックしてしまい、一日で読破!
おもしろいくらいに、私が語学教育で
これからやりたいことに一致した内容だったので、
驚きでした。
ちょっと前書きから、引用です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
外国語の文法や発音のテストで100点が取れるよりも、
その国の人たちと気楽に話ができるようになることのほうが、
どんなに素晴らしいか知れません。そんな楽しさを犠牲にして、
100点がとれるような勉強のやり方しかしていないのが、
現在の外国語教育の最大の問題ではないでしょうか。
英語教育が営々と築き上げてきたこの“伝統”を、中国語が
踏襲しても仕方ありません。それよりも、「ニイハオ」から
始まる生きた中国語、使える中国語を、楽しみながら勉強
する“コツ”を教えることができないか―そんな思いで
この本を書き始めました。
~~~~~~~引用終わり~~~~~
中国人の著者が書いていることに、まず感激。
そして、「中国語は、日本人にとって簡単な言葉」
というスタンスに、拍手!しかも、その見事な裏づけには、
「むむぅ」と、うなってしまいました。
簡単に書くと、
1.日中共通の言葉がたくさんある。
 (特に明治以降は、日本が漢字を逆輸出して
  いたので、同じ意味の言葉がたくさんある)
2.現代中国語は、欧米列強の植民地化の脅威にさらされ、
  国家存亡の危機を感じた人々が作ったもの。
  古典漢文と決別し、語順の似ていた英語のシンプルさを
  取り入れ、誰にでもわかりやすいように工夫された。
3.ただ、中国語教育の方法こそが問題。
  文法の点では、言語学の分析と、外国語教育として
  の分析を分けて考えられていない。
  発音の点では、99%の中国人も方言にひきずられている。
  語学教師が発音を脅しすぎて、中国語嫌いを作っている。
などなど、です。
1に関しては、「漢字を使う日本人だからこそ、
楽して学べる方法があるはず!」と思っていた私に
直接ヒット!
2は、最近、日本の近代史の本を読んだところだったので、
「中国も自分たちの国を守るために、日本と同じような
努力をしたんだ…」と感動。日本よりも国家存亡の危機が
深刻だったぶん、言葉は極端にシンプルになったのだと納得。
3の文法教育に関しては、英語でも、日本語でも
感じていたことなんですよね。言語を分析する学問と、
外国語を身につける際に必要な知識とは、別のはず。
読んでいて、スゥーッとしました。
あっ、その他、
実際に使える具体的な勉強法も豊富ですよ♪
オススメ本でした!!
『中国語らくらく講座』 葉千栄 著  日本実業出版社

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